「ガーデニングを始めたいけど、道具って全部揃えなきゃダメ?」
そう不安に感じている超初心者の方へ、必要最小限で失敗しない道具選びを解説します。
▼まだ始め方そのものに不安がある方は、まずこちらから読んでみてください
👉 【超初心者向け】ガーデニングはじめの一歩ガイド
▼道具を揃えたら、次は「どこにどう置くか?」も知っておくとスムーズです
👉 【配置で映える】初心者向けガーデン実例とレイアウトルール
1. 「道具を一式揃える必要はない」は本当?初心者が最初に知っておくべきこと
「ガーデニングを始めるには、いろいろ道具を揃えなきゃ…」
そう思ってお店に行ったものの、あまりの種類に戸惑ってしまった経験はありませんか?
実は、最初からすべての道具を揃える必要はまったくありません。
最低限の3点で十分スタートできる
ガーデニングの超初心者が最初に必要なのは、以下のたった3つだけです。
- スコップ(移植ごて)
- ジョウロ(またはペットボトル)
- 鉢 or プランター
この3点があれば、小さな花を1つ育てるだけなら、もう十分です。
最初からハサミや支柱、殺虫スプレーなどを揃える必要はありません。
“最初に揃えすぎる”が失敗のもとに
ガーデニング初心者の失敗で多いのが、
- 道具を一式揃えたものの、数回使って飽きてしまった
- 思っていたより面倒で、道具が押し入れの奥に…
- 花を育てる前に「揃えること」で疲れてしまった
というケースです。
💡まずは育ててみる → 続きそうなら道具を買い足す
この流れの方が、結果的に失敗しにくく、コストも抑えられます。
【体験談】

「最初に10点セットみたいな道具を買ったけど、
結局使ってるのはスコップとジョウロだけ。
今なら“必要になってから買う”方がよかったと思います…」
「最小限で始める」=ズボラでも長く続けられる工夫
「とりあえずやってみる」ことが、ガーデニングを楽しむ第一歩。
そして、必要なものは“花と一緒に揃っていく”というくらいの気持ちでOKです。
2. 超初心者に本当に必要な道具リスト10選【厳選版】
ガーデニングの道具は、実にたくさんの種類があります。
でも、超初心者が最初から全部揃える必要はありません。
ここでは、「これだけあればまず安心!」という厳選10アイテムを紹介します。
また、「100均でも買えるか」「代用できるか」もあわせて掲載しています。
道具リストと選び方ガイド
道具名 | 用途 | 100均で買える? | コメント |
---|---|---|---|
① スコップ(移植ごて) | 土をすくって植える | セリア/ダイソーでOK | プラ製で十分。軽くて扱いやすいものを |
② ジョウロ | 水やり用 | 小型タイプあり | ペットボトルに穴を開けて代用も可能 |
③ 鉢・プランター | 花を育てる場所 | 各サイズあり | 最初は直径15〜20cm前後がおすすめ |
④ 鉢底石 | 通気性を確保する | 100円で小袋販売 | 発泡スチロールを砕いたものでもOK |
⑤ 園芸バサミ | 花がらや葉をカット | 切れ味には注意 | キッチンバサミ代用可だが、専用がベター |
⑥ 手袋 | 手の保護・泥除け | ゴム付き/滑り止め付きあり | フィット感重視で選ぶと作業しやすい |
⑦ ラベル(名札) | 植物の名前や日付を記録 | プラ製あり/割り箸でも代用可 | 名前+植えた日付を書くと便利 |
⑧ 霧吹き | 葉水・虫対策 | デザイン豊富 | 観葉植物派には必須/夏の乾燥対策にも |
⑨ 土入れスコップ | 細口鉢への土入れに便利 | キャンドゥ・セリアにあり | ペットボトルの口カットで代用可 |
⑩ シャベル(大きめ) | 庭・花壇など地植え向け | ホームセンター推奨 | 鉢植えだけなら不要。地植え時に検討を |
まずは「3〜5点」から始めれば十分!
以下の3点から始めれば、たいていの鉢植えは育てられます:
- スコップ
- ジョウロ
- 鉢+鉢底石(セットで1つ)
💡そこに「手袋」「ハサミ」が加われば、見た目も道具も安心レベルになります。
【体験談】

「私は100均で全部揃えました。最初は不安だったけど、
意外とちゃんと育ってます(笑)思ってたよりお金も手間もかかりませんでした!」
プチアドバイス:「1つ買ったら、育ててみる」が成功のコツ
「道具→花」ではなく、「花→必要な道具を足す」という順番が◎。
使ってみてから、“これは必要”と気づく方が、ムダがなくて確実です。
3. 購入はどこで?100均・ホームセンター・通販のメリット比較
ガーデニング道具を揃えるとき、どこで買うかは意外と悩むポイントです。
最近では、100均・ホームセンター・ネット通販の3つが主な選択肢となっています。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、初心者に合った買い方を紹介します。
① 100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥなど)
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | 安い!必要なものが一通りそろう/全国に店舗がある |
注意点 | 耐久性が弱い場合も/サイズ展開が限られている |
→ **「まずやってみたい」「揃える前に試したい」**という超初心者に最適。
プラ鉢・スコップ・ジョウロ・手袋などは100均で十分です。
② ホームセンター(カインズ・コメリ・DCMなど)
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | 種類が豊富で品質も高め/園芸コーナーに専門スタッフがいる |
注意点 | 値段がやや高め/車がないと持ち帰りが大変な場合も |
→ 「しっかりした道具を長く使いたい」「園芸相談もしたい」という方におすすめ。
初心者セットも販売されており、見て触って選べるのが大きなメリットです。
③ ネット通販(Amazon・楽天・Yahooなど)
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | 比較しながらゆっくり選べる/口コミも豊富/持ち運び不要 |
⚠️ 注意点 | 実物を確認できない/サイズミス・イメージ違いが起きやすい |
→ 初心者には「使ったことがある道具の買い足し」に向いています。
レビュー評価が多い商品・初心者セットを選ぶのがコツ。
【初心者におすすめの買い方ステップ】
ステップ | 内容 |
---|---|
Step1 | 最初は100均 or ホームセンターで現物を確認 |
Step2 | 使ってみて「これいい!」と思ったら、ネットで買い足す |
Step3 | 続けられそうなら、少しずつ良いものに切り替えていく |
【体験談】

「ホームセンターで見たスコップが気に入ったけど高かったので、
同じ型番をネットで安く買いました。
まず現物を見るのはやっぱり安心ですね」
買う場所を選ぶことで、ガーデニングが“重荷”から“楽しみ”に変わることも。
「買い物のストレスを減らす」ことも、初心者にとって大事な工夫のひとつです。
4. 実際に買ってよかった!初心者のリアルな口コミと体験談
実際にガーデニングを始めたばかりの人たちは、どんな道具を買ってよかったと感じたのか?
そして、逆に「これはいらなかったかも」と思ったものは?
ここでは、超初心者のリアルな声をもとにした体験談を紹介します。
Aさん(30代・女性)|100均でスタートして正解!

「全部100均で揃えましたが、スコップと鉢底石は十分使えました!
道具を揃えた後に“やっぱり育てるのが楽しい”と思えて、今は続いてます。」
✅ 良かった道具:スコップ・手袋・小鉢(すべて100均)
❌ 後悔した道具:ジョウロが大きすぎて使いにくかった
Bさん(40代・男性)|見た目重視より「持ちやすさ」重視が正解だった

「見た目で選んだ金属製のハサミが重すぎて、手が疲れた…。
軽くて握りやすいタイプに買い替えたら作業がラクになりました。」
✅ 良かった道具:プラスチック製の軽量園芸ハサミ
❌ 後悔した道具:重厚感のある見た目優先の剪定バサミ
Cさん(50代・主婦)|「とりあえず買いすぎた」が失敗のもとに…

「初心者セットをネットで買ったけど、
結局3分の1くらいしか使ってないかも。
“使うと決まってから買えばよかった…”と後悔してます」
✅ 良かった道具:ジョウロ・霧吹き(サイズと用途が合えば重宝)
❌ 後悔した道具:使い道が分からない支柱やスプレー剤
まとめ:買ってよかった道具は「手に馴染んで、よく使うもの」
よく使う道具 | 理由 |
---|---|
スコップ | 鉢植えでも地植えでも毎回使う基本道具 |
小型ジョウロ | 水を狙って注げて、重すぎない |
ハサミ | 花がら摘み・形を整えるときに必須 |
反対に、「最初に買わなくてもよかった」とされるのは以下のようなもの:
いらなかった道具 | 理由 |
---|---|
支柱や肥料 | 初期はまだ必要ない/花が育ってから検討で十分 |
スプレー剤 | 害虫対策に使うが、発生してからでOK |
複数サイズの鉢セット | 結局1つしか使ってない、という声が多い |
5. まとめ|最初は“買いすぎない”が正解。必要なものから少しずつ揃えよう
ガーデニング道具は、見ているとつい「あれも便利そう」「これも必要かも」と思ってしまいがちです。
でも、最初にたくさん買いすぎると、結局使わずに後悔してしまうケースが多いのが現実。
だからこそ、超初心者のうちは、「これだけあれば育てられる」という最低限の道具からスタートするのが成功のコツです。
最低限必要な道具はこれだけ
- スコップ(移植ごて)
- ジョウロ
- 鉢またはプランター+鉢底石
- 手袋(あればより安全)
💡この4点があれば、小さな花を1つ育てるには十分です。
使ってから「必要だった」と感じた道具を買い足せばOK
ガーデニングは、“やってみてから気づくこと”がとても多い趣味です。
- 花を剪定してみて「ハサミが必要だった」
- 水やりに苦労して「霧吹きがあると便利」
- 鉢の配置がバラバラで「棚があれば管理しやすいかも」
→ こうした“実感ベースの必要性”に合わせて、少しずつ揃えていくのが長く楽しむコツです。
【管理人からのメッセージ】
管理人より
道具を一式揃えるよりも、
「この道具、よく使ってるな」と感じる瞬間の方が嬉しいものです。
まずは手の届くところから、あなたのペースで始めてみてください。